グリーングリーン キャラクター日記

☆★☆- 早苗日記 -☆★☆





[ ゆううつな雨の日 ]
あの、ええと…、猫さんは早苗とても好きなのですが、どうして毎回毎回、早苗が書こうとすると途中でいろい







正式採用


2001/06/29(Fri)


[ おどろきの、どろんこ日曜日 ]
 なぜか前回、知らないおばさんに途中で邪魔されてしまったんですが、今日、早苗はとてもびっくりする出来事







ニャー







 猫1 ニャー

 猫2 ニャー

 猫3 ニャー



 猫2 ここはどこニャ?

 猫3 どうやら商用サイトのようニャ。

 猫1 猫の手も借りたいほど忙しい有様らしいので駆出されたのニャ。ここで我々に宣伝活動をしてほしいらしいのニャ。

 猫3 そんな事言われても困るニャ。こちとら乳離れもしてない、寝るしか脳の無いプリティーベイビーなのニャ。

 猫1 とりあえず責任だけは果たさないと、煮て食われるのニャ。猫は羊と一緒で、大人になると脂肪分に臭みが出て不味くなるとか妙に具体的な事まで言われて、こちとら毛穴から出血しそうになったのニャ。

 猫2 美味しんぼニャ。

 猫1 そうニャ。


 猫3 宣伝といえばあれだニャ、ユーザーが一番気になってる部分を、ちょっとづつちよっとづつ公開して、もったいぶりつつ食いつきをよくしていくのが基本だニャ。

 猫2 そうすると、ここで言う気になる部分と言えば、やはりこう、ぷにぷにっとした部分だと思うニャ。

 猫3 そうニャ、肌色がはちきれん部分ニャね。







 猫1 ここニャ。

 猫2 間違いないニャ。



 猫3 いささか気になる部分があるんニャが

 猫3 彼のシャツに書いてある文字は何なのニャ?

 猫2 ”エックス”ニャ。

 猫3 いちいち男のデザイン考えるのに面倒くさがった原画師が適当に入れたのかニャ?


 猫1 このさわやか水兵さんめ! そういう外側からの適当な推測で話を進めるのは、いい加減なゴシップ雑誌と大して変わらないのニャ!



 猫2 しかし外側から見るしかできない我々にとっては、与えられた情報から考えるしかないのニャ。

 猫1 そこでこの疑問を払拭するために、直接、原画師にインタブーを試みたのニャ。

 猫3 ほほう、さすが長男ニャ、離乳食の味を覚えた猫でないとできない、責任ある行動ニャ。

 猫1 そうニャろ?




 どうも、グリーングリーンの原画師です。

 猫1 インタブーニャ。

 へえ、何でしょう。

 猫1 このシャツのデザインは、何か意味があるのかニャ?

 ああ、このキャラにはモデルがいるんですよ、その彼から聞きましてね、高校時代どんなシャツ着てたのかと尋ねたら。

 猫1 ほう

 『エックスー! やっぱドラマーとしてはエックスだろエックス』




 猫3 決定ニャ。

 猫2 すがすがしい程そのままなデザインだニャ。

 猫1 しかもカタカナなので、版権問題もバッチリだニャ。



2001/06/03(Sun)


[ はじめての野外授業 ]
今日、早苗は生まれてはじめての出来事に、本当にものすごく






マダムサイコのおたよりコーナー



 こんにちは、ジメジメした季節もいよいよ大詰め、そして夏まっさかりな毎日と、海びらきの季節の到来です。
 去年の夏も、若者の海辺での性の乱れにちょっぴりドキドキしちゃったマダム。

 「この夏は大冒険したいな、18歳専門学校一年生ひとみ」

 うっかり年齢経歴詐称して、浜辺で戯る小麦色な若者達に、熟女の魅力で果敢にアピールした所、ダンナに即座に捕縛され、沖合に沈められかけたマダムサイコですこんにちは。日本近海にコバンザメが回遊している大発見。

 このコーナーでは皆様からのメールを私、マダムサイコが小気味よいトークと主婦の知恵袋でバコバコお答えしようっていうステキなコーナーです。 
 それにしても今時の若人には、歳を重ねた熟年の魅力は通じないものなのかしら。やっぱり母親らしく、息子と楽しく砂遊びでもするのが正しい浜辺での主婦のあり方なのかしら。

 そんな訳で、国際派なマダムは中国の伝統祭りの一つ、爆竹祭りを大開催。
 小粋な浜辺のカップルが楽しそうに食べるお弁当に爆竹をバーン!
 ブラどころかパンツまでずり下げて、くまなく全身を小麦色にと企む田舎OLの股間にこっそりバーン!
 ちょっぴり多目な火薬を使った特製爆竹を、大して美味しくもないヤキソバやスイカを楽しそうに囲む幸せファミリー集う海の家にバババーン!
 管理人さんも、それは楽しげに空中へ舞い上がったの。 


 一家まとめて出入り禁止を食らったわ。







 タイトル:困ってます HN:たけポン

 近所のコンビニに可愛い子がいて、正直ぼくは惚れちゃいました。
 でも勇気もなく、特にこの肥満気味な肉体に自信がもてず、なかなか彼女に告白できずにいます。
 どうしたらぼくに、この想いのたけを彼女にぶつける勇気がつくのでしょうか。



 マダムサイコのお答え
 

 んまあ、恋のご相談ね。第二次性徴期まっさかりなその青臭さにマダムちょっぴりドッキドキ。
 そうねえ、貴方のその気弱さはきっと、貴方のやさしさがにじみ出てると思うの。でも、それだけじゃあ女の子は振り向いてくれないわ。
 まずは思い切って、デートの約束を手紙で申し込むの。
 デートはもちろん相撲部屋。
 その男らしいがっぷりと、貴方の激しいぶつかりあいを見た彼女は、きっと貴方の男らしさに気づいて、恋の寄り切りも素直に決めさせてくれると思うの。
 すなわち、押してダメなら引いてみな。

 明日一番に、相撲部屋に入門手続きよ。






 タイトル:こんにちは! HN:まりぷー

 いつも楽しく拝見させて頂いてます!
 ところで、ボンレスハムの”ボンレス”の意味がわかりません。
 一体どのような意味なのでしょうかボンレス。


 
 マダムサイコのお答え
 

 あらあら、こんな意味もわからないのかしら、困ったちゃんね。
 ボンと言えば何かしら?
 そう、ダイナマイトね。
 そしてレス、レスとは英語で”不要”という意味があるわね。
 すなわちダイナマイト不要ハム。
 普通のハムは、製造過程の豚殺時にダイナマイトを使用してるんだけど、ボンレスハムは熟練の職人たちが一匹一匹ていねいに皮をはいだり肉をそいだりしているの。
 今ではその匠の技を受け継ぐ若者も少なくなり、深刻な後継ぎ問題に悩んでいるわ。
 だからこそボンレスハムは現在、本当に貴重な品として多くの人達に珍重されているのね。




 タイトル:始めまして! HN:********(伏せ)

 ところでバファリンの半分はやさしさでできているそうですが、残りの半分は何でできているのかがわからず、枕を濡らす毎日です。
 教えてください。


 
 マダムサイコのお答え


 ああ、水よ。
2001/05/26(Sat)


[ おともだち ]
 「ぷう」

 「早苗、です」

 「ぷう」

 「今日もまた、誰とも会話をしない一日」

 「おうち」


 ガチャ

 「だれもいない」

 「今日も」


 ブーン
 チンッ!

 ブーン
 チンッ!


 「あ」
 『やや!』
 「あなただれ」
 『ボクは妖精さんさ』
 「どうして妖精さんが、早苗のレンジのつまみをを何度も何度もチンしているんですか」
 『おまじないさ』
 「何の」
 『いつも寂しそうな早苗ちゃんが、きっといつか素敵なお友達ができますようにって』
 「すてき」
 『君もやってごらん』
 「うん」
 
 ブーン
 チンッ!

 ブーン
 チンッ!


 「あ」
 『どうしたんだい』
 「宿題」
 『やらなきゃね』
 「美術の、おえかき、動物さん」
 『ふむ、早苗ちゃんは何を描きたいんだい?』
 「もぐらさん」
 『じゃあ、もぐらさんをさがしにいこう』
 「うん」


 「もぐらさん、いない」
 『もぐらさんはいつも、土の中にいるからね』
 「早苗、もぐらさん知らない」
 『もぐらさんを描くにはまず、もぐらさんの気持ちにならないと』
 「うん」
 『埋まってみようよ』
 「うん、早苗も、埋まる」

 ガッシュ、ガッシュ

 「おっ、早苗ちゃん、穴なんか掘ってどうしたっしょ」
 「あ、バッチグーせんぱい、穴、もぐらに、なるの」
 「モグラ?」
 「埋まるの、もぐらさん、早苗」
 「そんなことしたらダメっしょ、洋服が汚れるっしょ」
 「でも、もぐらさん、早苗の宿題」
 「他ならぬ早苗ちゃんのためっしょ、男バッチグーが代わりに埋まってみせるっしょ!」
 「どうもありがとう、すてき」
 「いやいや、礼などいいっしょ、ほら、早く埋めるっしょ」
 「うん」

 ガッシュ、ガッシュ

 「ホラ、埋まったっしょ」
 「うん、でも早苗、まだもぐらさんの気持ちがわからない」
 「うーん、困ったっしょ」
 『それは、埋まってるのが首までだからさ、もぐらさんは太陽の下には出ないからね』
 「それじゃあ、もぐらさんじゃ、ない」
 『全部埋めなきゃ』
 「うん」

 「ちょっと!早苗ちゃん止めるっしょ!」

 ガッシュ、ガッシュ

 「ちょっと止め、バフッ! 口に土… ボフッ!」


 「埋まった」
 『これで、もぐらさんの気持ちもばっちりさ』

 「あ」

 『どうしたんだい?』

 「宿題、動物さん、今年の干支だった」
 『間違えちゃったんだね』
 「うん、へびさん、あ、いた」
 『ちょうど縁の下にいるね』
 「うん、早苗、描く」


 

 「かけた」
 『うん、これでばっちりさ』
 「ことしもよろしくおねがいします」
 『よろしくおねがいします』

 「妖精さん、今日はどうもありがとう」
 『おやすい御用さ、ぼくたちは友達じゃないか』
 「ともだち」
 『そうさ、ぼくたちは、かけがえのない友達なんだ』
 「ありがとう、早苗、うれしい」
 『でももう、会えないかもしれない』
 「どうして」
 『ぼくは夢の国の住人なんだ、こうやって早苗ちゃんと会える時間も限られているんだよ。次に会えるのは、いつになるかわからない』
 「そうなの、せっかく友達になれたのに」
 『でもいつか、きっとあえるさ! ボクたちがいつまでも友達でいる限り、ボクは早苗ちゃんのことは忘れないよ!』
 「ありがとう、早苗も忘れない」
 『さよならは言わないよ』
 「うん、それじゃあ、また」
 『アデュー』



 「きえた」

 「ありがとう、はじめてのおともだち」

 
 「あ」


 「レンジ、開けっぱなし」


 「かえる」

 












 「バフッ! バフバフッ!」


2001/05/22(Tue)